初めてのプラグかぶり。。
プラグのかぶりなんて、キャブレター時代の話と思っていたが、違っていた。
先日、久々に洗車をして、車庫内で車を数十センチ移動させる為、エンジンを始動させ、すぐに停止させた。
3日後の朝、エンジンをかけようとするものの、全くかかる気配がない。普段は一発始動。バッテリーも快調なのに。。
粘り強く10分以上断続的にセルをまわした所、やっと始動した。
もちろんその間、頭の中は真っ白。。
年末で、ディーラーは空いていないし。。と。
結局プラグのかぶりが原因で、そうなったメカニズムは以下の通り。
1.気温が低い中、車を数十センチ移動させる為にエンジンを始動させた。
シリンダー内の状況:エンジンのシリンダー内は、気温に合わせて濃いガソリンが噴射…。
2.すぐにエンジンを停止。
シリンダーの中の状況:濃いガソリンが噴射されたものの、爆発しそこなったガソリンがシリンダー内に残る…。
3.数日後の寒い朝にエンジン始動させようとスターターを動かす。
シリンダー内の状況:エンジン側が気温が低いと判断し、濃いガソリンをシリンダーへ…
もともと濃いガソリンがシリンダー内に残っている状況で、さらに濃いガソリンがシリンダー内に供給され、スパークできないほどプラグにガソリンが付着してしまう。。プラグかぶりへ…
皆さん気を付けてください。特に今の時期。。
エンジンが冷めている状況で始動させた時は、回転が安定するまで(チョークの出番が無くなるまで)エンジンを切らないでおきましょう。
次回エンジンをかける時に難儀します。