三日間、エクシーガを乗って…
大まかなルートは新千歳を出て、函館→富良野→旭岳大雪山→旭山→小樽→新千歳。
総距離約1,000キロ。
ほとんどが高速道路やそれに近い一般道路でしたが、旭岳大雪山までの往復は結構長めのワインディングロードもあった。
それらを踏まえてこのクルマの評価は、アイサイト抜きでは、高速道路はチョット不合格です。タイヤが18インチだからか、ミョーな回転慣性が働くのか微妙に違和感を感じました。
あと、前にも書きましたが、チョットスピードを上げると空力が良くないのかドッシリ感なく不安定になります。車線を維持するのが難しい。
何より驚いたのが、風切り音。ジブンのBPレガシィと比較にならない程ザーッとうるさい。屋根から出っ張ったルーフレールがいけないのか、大きすぎるバックミラーがいけないのか、Aピラーを立て過ぎているのか…チョット走り出したらウルサイクルマだな…とわかるレベル。
長距離乗っているとコレは疲れる要因の一つ。
街中をゆっくりと走る分には何の問題も無くて、滑らかエンジンとCVTが良くマッチしていると思います。ハンドリングもです。
ワインディングも快適でした。素直なハンドリング、水平対向の滑らかエンジン&CVTもシルキーフィールで疲れないし、楽しい。
もちろんこれらはSモードでの走行です。
利便性を追求したからか、ゴテゴテした細部の質感が安っぽく見えます。
乗り降りを楽にする為か、ドアが大きすぎて、狭い駐車場では乗降がタイヘンなことも。意味ないですよ。。
もちろん技術的にも大きいドアは車体剛性も落ちます。
理屈は、ティッシュペーパーの箱と同じで、例えばティッシュペーパーの箱に大穴を開けたら箱をひねったらグニャっとなってしまいますよね。。
もちろん側面からクルマを当てられた時も、想像したら分かりますよね。
クルマ作る時の考え方として、利便性なんて2位3位でイイと思う。
バカな消費者を生まないように安全の為にこういうデザインなんです…と、わざと小さめのドアを採用しているとかアピールすればイイと思う。
カシコイ消費者を増やし、将来の顧客になってもらうのも戦略だと思います。
最後に、燃費、燃費…と言われる昨今。
ノンターボ、CVT、ほとんどが高速道路、しかもアイサイトを頻繁に使用した優秀なドライブにもかかわらず、平均燃費は、12.7。
全然良くないですね。
ジブンのBPレガシィは、ターボで膨大なパワーとトルク、かつ5速ATなのに、高速を走ったときの燃費はほとんど変わらない。
エクシーガの車体の大きさと空力が良くないのかも。。